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お知らせ
2022/09/20

続・勉強会

ある日の勉強会の様子です。

※今回の写真は動画から静止画を保存したため画質が劣っています。
ちなみに、弊社では勉強会の様子を動画で撮影し、希望者には社用スマホで共有しています。
装具士さんは空いた時間や家でおさらいをされています。すごい…。

 

今回もコルセットの採型ですが、前回とは別のベテラン装具士に講師をお願いしました。
お手本は前回同様、まずは社内一コルセットの採型がうまい!はやい!きれい!なベテラン装具士です。
背が高く手も長いので、ラップを楽々巻いていきます。

 

石膏を巻いて、固まる前に上下をくるっと折り返しておくと作りやすいそうです。
この写真で見ても、表面が滑らかできれいなことが分かります。

 

乾ききる前に切り、切ったところを滑らかにしておきます。

 

石膏が乾ききる前にしっかりこするのは前回もアドバイスを受けましたが、
しっかりこすっておくと外側だけでなく内側もでこぼこせず滑らかになるそうです。

 

続いて新人装具士。コルセットの採型は2回目です。

小柄な分、患者様の前に手が回らなくてラップや石膏を巻くのに苦戦しているように見えました。
確かに大柄で腕が長い人だと巻きやすそうな気がします。こればっかりは仕方ないですね…。
患者様が大柄な場合もあるので、頑張ってください。

患者様が男性の場合、一定のテンションをかけて巻かないと、動いたときにラップがずり落ちてしまうそうです。
逆に患者様が女性の場合、巻く強さによっては胸の位置がずれてしまうため、注意が必要です。

 
ベテラン装具士からアドバイスを受けながら、ラップ~石膏を巻いていきます。

石膏を切る刃ナイフ(道具名なんて言うんでしょう)の切れ味も重要のようです。
こういう刃物も関市の刃物市にあったりするんでしょうか。

 

←ベテラン装具士作                      新人装具士作→

  

 

↓新人装具士作(1回目)
1回目より2回目の方が断然きれいにできています。

今回の講師によるアドバイスは
・ラップは一定のテンションをかけて巻くこと(患者様が男性の場合)
・巻き終わったらとにかくこすること
・乾ききる前までの時間の感覚を身につけること
・きれいにラップや石膏を巻くコツを掴むこと←重要!

数をこなすことで力の入れ具合や石膏が渇く時間も身についていくようです。
練習あるのみ!ですね。